2016年4月16日土曜日

秘密儀軌ツアー 七ー17ーd

 ニフティからのつづき

 古代ギリシャと今のギリシャは違う世界であると現地では言われている。そのことが何を意味しているのかということであるが、このことの内容を解明することは、思った以上に難しい。古代ギリシャの世界、あるいは人々が、今の我々と同じ次元で生きていたのかどうか、そこから疑ってかからなければならないからである。
 そのことは何もギリシャだけのことではない。たとえば、旧約聖書に語られているモーゼ、海を切り裂いてエジプトの奴隷達を解放した人間、彼が生きていた世界は果たして我々と同じ次元の物質世界だったのだろうか? 筆者はこのことの確認作業を長い間続けてきた。そしてその世界は我々の世界とは違う精霊界だったという結論に到達している。
 しかし、当時同じところで生きていた先祖方ですら、そのことを簡単には受け入れない。良くてわからないと答えるだけである。先祖方は既に別次元にいるので、過去の世界のことを現代の世界と比較することが十分にはできない。旧体制がこの現実世界を支配するためにたぶらかしているとしたら、そして先祖方がロボット人形にされているとしたら、とてもその確認ができるはずもない。
 古代の遺跡があるではないか、それがなによりの証拠ではないか、と学者でなくとも誰でも言える。しかし遺跡が遺跡ではなく、生きている世界であった時代には、そこは物質世界ではなかったのではあるまいか。一次元奥の精霊界だったのではないだろうか。時代とともに太陽系は物質化の度合いを高め続けていく。生きている精霊界が物質世界に現れることはめったにないけれども、死んだ遺跡はそのまま物質化を高めて現れてくる。今も砂漠や密林から古代の遺跡が出てくるのはそのためだと考えるしかない。

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